5年生 6年生 オススメの本 読書感想文にピッタリ

20世紀　科学が最も　急速に発達した時代　天才物理学者アルバート・アインシュタインは、父が　くれた　方位磁石を見て　自然の力に　心　奪われます。アインシュタインは　発達障害児だった　と言われていますが　天才の障害が　わかりやすい日本語で書いてある1冊。相対性理論を生みだし時間と空間についてく新しい考え方で、宇宙の仕組みをはじめ、その発生や消滅などの大問題をとくきっかけとなる画期的なも理論　平和運動や人権を守る運動に対して貢献し、独創的な考えで、人間の自由と正義、平等という問題にも積極的にとりくみました。アインシュタインは、科学的な業績だけでなく、その生き方や人柄においても、多くの人の心をとらえ、世界じゅうの人たちに影響をあたえます

オー・ヘンリー（O. Henry）は、短編小説の名手　ニューヨーク庶民の哀歓をえがいて爆発的人気を獲得した作品 「お金がすべてじゃないわ。でも、人間っていつもかんちがいして、お金のためにばかなことばっかりしちゃうんですよね。」（「心と手」） 「人の特性をことばで表すのはむずかしい。抽象的なことばで真実は失われる。唇から出たことばが単純なほど、理解も深まる。」（「三番目の材料」） 「恋する男は、愛を勝ち得たと思ったとき微笑む。恋する女は、勝利とともに微笑みをやめる。男は戦いをやめ、女は戦いをはじめる」（「バラの暗号」） 印象的な　文章は　子どもたちにも読みやすいように　平仮名を　多様。

『ハムレット』『マクベス』『オセロ』『リア王』をはじめ、『ロミオとジュリエット』『ヴェニスの商人』『夏の夜の夢』『ジュリアス・シーザー』などの芝居や　戯曲の作者　シェイクスピアの名前は、上映され　日本人にも　有名。それらの作品を物語として書いた作品が　物語マクベス　人類共通の言語遺産　シェィクスピア作品を　知ることのできる1冊。

古代ギリシアの神話や中国の神話のように　日本に伝わる神話が　古事記　神々の物語は8世紀に書かれたものでスサノオノミコトの大蛇退治、イナバの白ウサギ、ヤマトタケルノミコトの冒険など、日本民族の息吹きをいきいきと伝えます。著者の　福永武彦さんは　少年少女のために書き下ろしたと　あとがきで書いています。1957年刊の新版。子ども向けに書いてあるので　分かりやすく　読みやすい・・

児童文学と　侮るなかれ！！たった二分間で冒険?信じられないかもしれません。でもこれは、六年生の悟に本当におこったこと。体育館をぬけだして、ふしぎな黒ネコに出会った時から、悟の、長い長い二分間の大冒険が始まります。昭和六十年度うつのみやこども賞受賞。読み始めると　次から　次へ　展開が気になり　没頭できる1冊です。読み始めから　ぐいぐい引き込まれ　読み終わると　純粋に「本って　面白い」と思わせてくれる・・大人になっても　子どもの頃と同じように　本の世界に　どっぷり　浸れます。

一八六〇年三月九日、少年ばかり十五人を乗せた船が、嵐の中の大海を漂流していた・・嵐で無人島に漂着した15人の少年たちは、人種的偏見や対立をのりこえてあらゆる知恵と勇気をふりしぼりさまざまな困難と戦いながら生きぬいていく。火打石、羅針盤、コロンブスなど随所に　説明されている　挿絵　や　解説図は、子どもたちの冒険心を　くすぐります。現代の生活では　味わうことが　できない子どもたちにとって　サバイバル生活に新鮮に映ることでしょう。　科学小説の父、ジュール＝ベルヌの代表作。挿絵画家の柳柊ニ先生の挿絵は、3〜40年前のまま・・懐かしい・・1951年に出版された不朽の名作

町はずれの円形劇場あとにまよいこんだ不思議な少女モモ。町の人たちはモモに話をきいてもらうと、幸福な気もちになるのでした。そこへ「時間どろぼう」の男たちの魔の手が忍び寄り・・あわただしい日常を忘れて　時間と遊ぶような感覚を 味わえる1冊。

「まずい時にまずいところに」いたために、代々、イェルナッツ家の人々は辛酸をなめてきた。スタンリー(イェルナッツ四世)は、無実の罪で、砂漠の真ん中の少年院にぶちこまれ、残酷な女所長の命令で、くる日もくる日も不毛の地に“穴”を掘る毎日。ある日、ついにスタンリーは、どこかにあるかもしれないイェルナッツ家の“約束の地”をめざして、決死の脱出を図るのだった。五代にわたる不運をみごとに大逆転する少年。ニューベリー賞、全米図書賞ほか多数受賞。おなかの底から元気がわいてくる冒険文学。