おじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃん 長谷川義史
という疑問。絵本では、5歳の男の子が、おじいちゃんの、おじいちゃんの、 そのまたおじいちゃんをたどっていく絵本です。ひいおいじちゃんの そのまた おじいちゃんが ひいひいおじちゃんになっていく 繰り返し言葉の 面白さ 絵も背景が歴史の勉強になったり・・長谷川義史さんの絵本って 本当に あたたかくて 広がりがあるんですよね・・・「ぼくがラーメンを食べてるとき」 は 海外に思いをはせることができるし 「おじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃん」自分の祖先に思いをはせることができます。
もりのなか またもりへ マリー・ホール・エッツ
紙の帽子をかぶり、新しいラッパを持って森へ散歩に出かけた男の子。ラッパの音を聞いて、
森でくつろいでいた動物たち ライオン、ゾウ、クマ、カンガルー、コウノトリ、サル、ウサギが次々と散歩に加わって、
長い行列ができあがります。ライオンは髪をきれいにとかし、ゾウはセーターに着替え、クマはジャムとピーナッツを持ち、
カンガルーはおなかのポケットに赤ちゃんを入れ太鼓を手に…。
いそいそと身支度をする動物たちの姿はユーモラスでいて擬人化されていません。
特に、ウサギはひとことも発せずに男の子のそばにただ寄り添っていて、お話に不思議なリアリティを与えています。
男の子が、次々と出会う動物たちに大はしゃぎするでもなく彼らを従え、淡々と散歩を続けていきます・・
で・・・続編が こちら。
百年の家 国際アンデルセン賞画家賞を受賞したインノチェンティの新作
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2008年に国際アンデルセン賞画家賞を受賞したインノチェンティの新作です。
一軒の古い家が自分史を語るように1900年からの歳月を繙きます。静かにそこにある家は、人々が一日一日を紡いでいき、その月日の積み重ねが百年の歴史をつくるということを伝えます。自然豊かななかで、作物を育てる人々と共にある家。幸せな結婚を、また家族の悲しみを見守る家。やがて訪れる大きな戦争に傷を受けながら生き延びる家。そうして、古い家と共に生きた大切な人の死の瞬間に、ただ黙って立ち会う家。ページをめくることに人間の生きる力が深く感じられる傑作絵本がここに…。人が家に命を吹き込み、家が家族を見守る。家と人が織りなす百年の歳月。
だいじょうぶだいじょうぶ いとうひろしの絵本
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小学5年生の音読で 息子が 読んでいました。読むほうも聞く方も「大丈夫 大丈夫」の一声に癒されます。
ぼくが今よりもずっと赤ちゃんに近く、おじいちゃんが今よりずっと元気だったころ、ぼくとおじいちゃんは毎日のように散歩を楽しんでいました。僕が少し大きくなって、困ったことや怖いことに出会うたび、おじいちゃんはぼくの手を握り、おまじないのようにつぶやくのでした。「だいじょうぶ だいじょうぶ。」
『おさるのまいにち』『おさるはおさる』で路傍の石幼少年文学賞を受賞した、いとうひろしの絵本